正答4
解説
正解は4です。
この問題は全身性エリテマトーデス(SLE)について誤っているものを選ぶので、○が答え(誤った記述)です。
SLEは多くの臓器が侵される自己免疫疾患で、抗核抗体や抗二本鎖DNA抗体が陽性になります。
【選択肢別解説】
1:× 高熱をきたすという記述は正しいです。
SLEでは疾患の活動性が高いと発熱がみられ、高熱になることもあります。
2:× 顔面の紅斑がみられるという記述は正しいです。
両頬から鼻にかけて蝶が羽を広げたような形の蝶形紅斑が特徴的です。
3:× 臓器障害は腎臓に多いという記述は正しいです。
ループス腎炎は高頻度にみられ、予後を左右する重要な臓器障害です。
4:○ SLEが好発するのは60代の女性ではありません。
20〜40歳代の若い女性に好発し、女性が男性の約9倍多い疾患です。
【ポイント】
SLEでは日光過敏症、口内炎、多関節炎、漿膜炎、中枢神経症状、血球減少などもみられます。
治療の中心は副腎皮質ステロイドと免疫抑制薬です。