正答4
解説
正解は4です。
関節リウマチは、関節の滑膜に慢性の炎症が起こる自己免疫疾患です。
30〜50歳代の女性に多く、手の小関節から左右対称に関節炎が起こります。
【選択肢別解説】
1:× 関節リウマチでは腰痛は典型的な症状ではありません。
脊椎では腰椎よりも頸椎、特に環軸関節が侵されやすいです。
2:× 骨棘形成は関節リウマチではなく変形性関節症の所見です。
関節リウマチでは滑膜炎によって骨びらんや関節周囲の骨萎縮が生じます。
3:× 関節リウマチは遠位指節間関節ではなく、近位指節間関節や中手指節関節、手関節に好発します。
遠位指節間関節が侵されるのは変形性関節症(ヘバーデン結節)です。
4:○ 関節リウマチでは朝方に関節のこわばりが強くなります。
睡眠中に関節の動きが少なくなり炎症による浮腫がたまるためで、こわばりは1時間以上続くことが多いです。
【ポイント】
関節リウマチでは、スワンネック変形やボタン穴変形、尺側偏位などの手指変形がみられます。
変形性関節症の朝のこわばりは短時間で治まる点が鑑別に役立ちます。