正答2
解説
正解は2です。
定型的鎖骨骨折の坐位整復法は、術者と2人の助手で行います。
第1助手は背後から両肩を後外方へ引き、術者が骨折部を整復します。
第2助手は整復中の患者の状態を観察する役割を担います。
【選択肢別解説】
1:× 骨折部に直圧を加えて骨片を整復するのは術者の役割です。
第2助手が行う操作ではありません。
2:○ 第2助手は、患者の顔色の変化を観察します。
整復時の疼痛による気分不良や神経原性ショックの徴候を早く察知するためです。
3:× 患者の胸郭を拡大させるのは、両肩を後外方へ引く第1助手の役割です。
第2助手が行う操作ではありません。
4:× 患側の前腕と手指の保持は、第2助手の役割として問われている内容ではありません。
第2助手に求められる要点は、患者の前方から顔色などの全身状態を観察することです。
【ポイント】
整復は強い疼痛を伴うため、顔面蒼白や冷汗などの変化に注意します。
術者・第1助手・第2助手それぞれの役割を区別して覚えましょう。