正答1
解説
正解は1です。
下腿三頭筋の肉離れは、テニスなどで踏み込んだときに起こり、テニスレッグとも呼ばれます。
ふくらはぎの内側に急な痛みが走り、圧痛と腫脹が生じます。
アキレス腱断裂と症状が似るため、両者の鑑別が問われています。
【選択肢別解説】
1:○ 腓腹筋内側頭の筋腱移行部に好発します。
膝を伸ばしたまま足関節を背屈すると、二関節筋である腓腹筋が強く引き伸ばされるからです。
2:× つま先立ちは痛みで困難になることはありますが、不能とはなりません。
アキレス腱は連続しているので、下腿三頭筋の作用自体は伝わります。
3:× トンプソンテストは陰性です。
ふくらはぎをつかむと足関節が底屈するため、アキレス腱断裂との鑑別に使われます。
4:× 治療は保存療法が中心で、スポーツ選手でも観血療法はほとんど選ばれません。
安静、圧迫、固定と段階的なストレッチで回復させます。
【ポイント】
アキレス腱断裂では、トンプソンテスト陽性でつま先立ちが不能になります。
肉離れとの鑑別点として、この2つを押さえておきましょう。