正答2
解説
正解は2です。
大腿骨頭すべり症は、成長期に大腿骨近位の成長軟骨板で骨端が後下方にずれる病気です。
【選択肢別解説】
1:× 大腿骨頭すべり症は女性ではなく男性に多くみられます。
2:○ 大腿骨頭すべり症は肥満型の子どもに多くみられます。
体重の負荷が、成長軟骨板に大きなずれの力をかけるためです。
3:× アリス徴候は大腿骨頭すべり症ではなく、発育性股関節形成不全で陽性となります。
仰向けで両膝を立てると、患側の膝の高さが低くなる所見です。
4:× 好発年齢は壮年期ではなく、10〜14歳ころの思春期です。
成長軟骨板が残り、成長が盛んな時期に起こります。
【ポイント】
大腿骨頭すべり症では、股関節を曲げると自然に外旋するドレーマン徴候がみられます。
膝の痛みとして訴えることもあるため、思春期の肥満男児の膝痛では股関節も確認します。