正答2
解説
正解は2です。
この問題は阻血症状でないものを選ぶので、○ が答え(阻血症状でないもの)です。
フォルクマン拘縮は、前腕の屈筋群が阻血によって壊死し、線維化して起こる拘縮です。
小児の上腕骨顆上骨折などに続くコンパートメント症候群が原因となります。
【選択肢別解説】
1:× 疼痛は阻血症状です。
筋が阻血に陥ると強い痛みが起こり、指を他動的に伸ばすと痛みが増します。
2:○ 皮膚紅潮は阻血症状ではありません。
血流が途絶えると、皮膚は赤くならず蒼白になります。
3:× 運動麻痺は阻血症状です。
神経と筋が阻血に陥ると、指を動かせなくなります。
4:× 脈拍消失は阻血症状です。
橈骨動脈の拍動が触れにくくなるか、触れなくなります。
【ポイント】
阻血の5徴(5P)は、疼痛、蒼白、脈拍消失、知覚異常、運動麻痺です。
阻血症状に気づいたら、ギプスや包帯をすぐにゆるめ、医療機関に送ります。