正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○が答え(誤った記述)です。
示指PIP関節背側脱臼の整復後は、掌側板の修復を待ちながら拘縮を防ぐ固定を行います。
【選択肢別解説】
1:× PIP関節を20〜30度屈曲位とするのは正しい内容です。
軽度屈曲位で掌側の損傷組織を緩め、再脱臼を防ぎます。
2:× 前腕遠位部から指先まで固定するのは正しい内容です。
手関節を含めることで、指の屈筋腱の動きによる影響を抑えます。
3:× 隣接指とともに固定するのは正しい内容です。
隣の指を添え木代わりにして側方への動揺を防ぎます。
4:○ 固定期間5週は長すぎます。
PIP関節は拘縮を起こしやすい関節で、固定は約3週を目安とし、その後は運動療法を進めます。
【ポイント】
PIP関節は長期固定で屈曲拘縮を残しやすいため、固定期間を必要最小限にします。
背側脱臼では掌側板の損傷を伴うことが多い点も押さえておきます。