正答3
解説
正解は3です。
気管支喘息は、気道の慢性的な炎症によって気道が過敏になり、発作的に狭窄する疾患です。
狭窄は自然に、または治療によって改善する可逆性が特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 気管支喘息で上昇するのはIgA抗体ではなくIgE抗体です。
アトピー型の喘息では、ダニやハウスダストに対するIgEがⅠ型アレルギーを起こします。
2:× 気道狭窄は不可逆性ではなく可逆性です。
気管支拡張薬の吸入や自然経過で改善する点が、慢性閉塞性肺疾患(COPD)との違いです。
3:○ 発作時には呼気延長があるという記述は正しいです。
気道が狭くなると息を吐き出しにくくなり、呼気が延長して喘鳴(ヒューヒュー音)が聞かれるためです。
4:× 発作は日中ではなく夜間から早朝に起こりやすいです。
副交感神経が優位になって気道が収縮しやすいことなどが関係します。
【ポイント】
喘息発作では、起座呼吸・呼気性の喘鳴・呼気延長がみられます。
長期管理の中心は吸入ステロイド薬で、気道の炎症を抑えます。