正答1
解説
正解は1です。
扁平上皮癌は、重層扁平上皮で覆われた部位や、扁平上皮化生が起こる部位に発生します。
これに対し、円柱上皮や腺組織のある臓器には腺癌が多く発生します。
【選択肢別解説】
1:○ 口腔は扁平上皮癌の好発部位です。
口腔粘膜は重層扁平上皮で覆われているため、口腔癌の大部分は扁平上皮癌です。
2:× 胃に好発するのは扁平上皮癌ではなく腺癌です。
胃粘膜は単層円柱上皮と胃腺からなるためです。
3:× 大腸に好発するのは扁平上皮癌ではなく腺癌です。
大腸粘膜も単層円柱上皮と腸腺からなります。
4:× 子宮体部に好発するのは扁平上皮癌ではなく腺癌です。
子宮内膜は円柱上皮と子宮腺からなるためです。
【ポイント】
扁平上皮癌の好発部位は、皮膚・口腔・咽頭・喉頭・食道・肺(肺門部)・子宮頸部です。
食道癌は扁平上皮癌が多く、胃癌・大腸癌は腺癌が多いという対比が頻出です。