正答3
解説
正解は3です。
股関節の疾患は年齢によって好発するものが異なります。
幼児期に多い疾患を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× 鼠径部痛症候群は幼児ではなく、サッカーなどを行う青年期のスポーツ選手に多い疾患です。
キック動作の繰り返しで鼠径部周辺に痛みを生じます。
2:× 大腿骨頭すべり症は、10〜15歳ごろの肥満傾向の男子に多い疾患です。
成長軟骨板で骨頭が後下方へずれるもので、幼児には少ないです。
3:○ 単純性股関節炎は、3〜10歳ごろの幼児・小児に多い疾患です。
風邪の後などに股関節痛と跛行が出現し、安静で数週間以内に自然軽快します。
4:× 大腿骨頭壊死症(特発性大腿骨頭壊死症)は成人に多い疾患です。
ステロイドの使用やアルコール多飲が危険因子です。
【ポイント】
小児の股関節疾患は、単純性股関節炎とペルテス病は幼児期、大腿骨頭すべり症は思春期と年齢で区別します。
単純性股関節炎は化膿性股関節炎との鑑別が重要です。