正答3
解説
正解は3です。
大腿四頭筋の肉ばなれは、ダッシュやキック動作で起こりやすい筋損傷です。
発生の仕方と好発部位、重症度による所見の違いが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 肉ばなれは求心性収縮ではなく、遠心性収縮で発生します。
筋が収縮しながら引き伸ばされるときに、筋が耐えきれずに損傷します。
2:× 好発するのは中間広筋ではなく、大腿直筋です。
大腿直筋は股関節と膝関節をまたぐ二関節筋で、伸張されやすいためです。
3:○ 完全断裂では筋の連続性が断たれます。
そのため断裂部に陥凹を触れ、筋の収縮時には断端が膨隆することがあります。
4:× 皮下出血斑は受傷直後からではなく、受傷後数日たってから出現することが多いです。
深部の出血が時間をかけて皮下に広がるためです。
【ポイント】
肉ばなれは「遠心性収縮・二関節筋に多い・完全断裂で陥凹」と覚えます。
ハムストリングスや腓腹筋内側頭も好発部位です。