正答2
解説
正解は2です。
ド・ケルバン病は、手背の伸筋腱区画のうち第1区画に生じる狭窄性腱鞘炎です。
第1区画には長母指外転筋腱と短母指伸筋腱が通っています。
【選択肢別解説】
1:× 第2区画ではなく、第1区画の狭窄性腱鞘炎です。
第2区画には長・短橈側手根伸筋腱が通ります。
2:○ ド・ケルバン病は、使いすぎた側の片側に発症することが多い疾患です。
両側に発症することは少なく、妊娠・出産期や更年期の女性に多くみられます。
3:× 圧痛を認めるのは長母指伸筋腱部ではなく、橈骨茎状突起部の第1区画です。
長母指伸筋腱は第3区画を通る腱です。
4:× 単純エックス線検査では通常異常所見を認めません。
腱と腱鞘という軟部組織の病変であり、診断はフィンケルスタインテストなどの臨床所見で行います。
【ポイント】
ド・ケルバン病は「第1区画・長母指外転筋と短母指伸筋・フィンケルスタインテスト陽性」と覚えます。
手関節の伸筋腱区画は第1から第6まであり、通る腱と結びつけて整理します。