正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
膝蓋骨骨折は、直達外力のほか、大腿四頭筋の急激な収縮による介達外力でも起こります。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
介達外力では大腿四頭筋と膝蓋腱に強く引かれるため、横骨折を呈します。
2:× 正しい記述です。
近位骨片は大腿四頭筋に引かれて上方へ移動し、骨片は離開転位します。
3:× 正しい記述です。
転位の軽度なものは絆創膏で骨片を寄せて固定し、保存療法で治療します。
4:○ 誤った記述です。
膝関節を屈曲60度にすると、大腿四頭筋の張力で骨片が離開してしまいます。
固定は膝関節伸展位から軽度屈曲位で行います。
【ポイント】
膝蓋骨骨折の固定は、骨片の離開を防ぐ伸展位から軽度屈曲位が原則です。
離開が大きいものは、伸展機構の再建のため観血療法が考慮されます。