正答2
解説
正解は2です。
腎臓の疾患は、病変の主な場所によって、糸球体の疾患と、尿細管・間質や腎盂の疾患に分けられます。
糸球体が障害されると、蛋白尿や血尿が出ます。
【選択肢別解説】
1:× 間質性腎炎の病変の主体は糸球体ではなく、尿細管と間質です。
薬剤のアレルギーなどで起こります。
2:○ ネフローゼ症候群は腎糸球体を病変の主体とします。
糸球体の濾過膜の障害で大量の蛋白が尿に漏れ、低アルブミン血症と浮腫が起こります。
3:× 腎盂腎炎の病変の主体は糸球体ではなく、腎盂と腎実質の間質です。
膀胱から細菌が上行して起こる感染症です。
4:× 複雑性膀胱炎の病変の主体は腎臓ではなく膀胱です。
尿路の結石や狭窄などの基礎疾患があるために起こる膀胱炎です。
【ポイント】
ネフローゼ症候群の診断基準は、高度の蛋白尿と低アルブミン血症が必須で、浮腫と脂質異常症を伴います。
小児では微小変化型ネフローゼ症候群が多くみられます。