正答1
解説
正解は1です。
筋力低下の進行の速さは、原因疾患を見分ける手がかりになります。
数日から数週間で進むのは、急性の炎症や免疫の異常による疾患です。
【選択肢別解説】
1:○ ギラン・バレー症候群は数日から数週間で筋力低下が進行します。
感染の後に末梢神経の自己免疫性の障害が起こり、下肢から上行する弛緩性麻痺を示します。
2:× ハンチントン病は数年から数十年かけてゆっくり進行します。
常染色体優性遺伝の疾患で、舞踏運動と認知症が主な症状です。
3:× メニエール病は筋力低下を起こす疾患ではありません。
内リンパ水腫による回転性めまい・耳鳴り・難聴の発作を繰り返します。
4:× レヴィ小体病は数年単位でゆっくり進行します。
認知機能の変動、幻視、パーキンソン症状が主な症状です。
【ポイント】
ギラン・バレー症候群は、カンピロバクター腸炎や上気道感染の1〜3週間後に発症することが多い疾患です。
腱反射の消失と、髄液の蛋白細胞解離が特徴です。