正答3
解説
正解は3です。
ヘモグロビンの酸素親和性が低下すると、酸素解離曲線は右へ移動し、ヘモグロビンは組織で酸素を手放しやすくなります。
活動している組織の環境(酸性・高温・高二酸化炭素)で酸素の放出が進むしくみです。
【選択肢別解説】
1:× pHの上昇は酸素親和性を低下させず、むしろ高めます。
体温の上昇は親和性を低下させますが、組合せとして誤りです。
2:× pHの上昇も体温の低下も、酸素親和性を高める方向に働きます。
酸素解離曲線は左へ移動します。
3:○ pHの低下と体温の上昇は、どちらも酸素親和性を低下させます。
酸素解離曲線が右へ移動し、組織へ酸素が渡されやすくなります。
4:× pHの低下は親和性を低下させますが、体温の低下は親和性を高めます。
組合せとして誤りです。
【ポイント】
酸素解離曲線を右へ移動させる因子は、pH低下・体温上昇・二酸化炭素分圧上昇・2,3-ビスホスホグリセリン酸(2,3-BPG)の増加です。
pHや二酸化炭素による変化をボーア効果と呼びます。