正答2
解説
正解は2です。
1回換気量のうち、気道などの死腔にとどまる空気はガス交換に使われません。
肺胞換気量は、1回換気量から死腔量を引いた値に呼吸数をかけて求めます。
【計算】
肺胞換気量=(1回換気量−死腔量)×呼吸数
肢1:(750−150)mL×8/分=4800mL/分
肢2:(650−150)mL×10/分=5000mL/分
肢3:(550−150)mL×12/分=4800mL/分
肢4:(450−150)mL×15/分=4500mL/分
最も大きいのは肢2の5000mL/分です。
【選択肢別解説】
1:× 肺胞換気量は4800mL/分で、最大ではありません。
2:○ 肺胞換気量は5000mL/分で、4つの中で最も大きくなります。
3:× 肺胞換気量は4800mL/分で、最大ではありません。
4:× 肺胞換気量は4500mL/分で、4つの中で最も小さくなります。
分時換気量(6750mL/分)は最も大きいのに、死腔の分を毎回失うため肺胞換気量は少なくなります。
【ポイント】
浅く速い呼吸では、1回ごとに死腔の分が無駄になるため、肺胞換気量が減ります。
ガス交換の効率は、分時換気量ではなく肺胞換気量で評価します。