正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
代表的な整形外科的徒手検査の、実施方法と陽性の判定基準を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× SLRの記述は正しいです。
SLR(下肢伸展挙上)テストは、仰臥位で膝を伸ばしたまま下肢を他動的に挙上する検査です。
股関節屈曲90度までに殿部から下肢後面に放散痛が出れば陽性で、坐骨神経の神経根刺激を示します。
2:○ ルーステストを1分間とする記述は誤りです。
ルーステストは胸郭出口症候群の検査です。
両肩を90度外転・外旋し肘を90度屈曲した肢位で、手指の握りと開きを3分間続けられるかをみます。
途中で上肢のだるさやしびれのため続けられなければ陽性です。
3:× スピードテストの記述は正しいです。
肘伸展・前腕回外位で前方挙上に抵抗を加え、結節間溝に痛みが出れば陽性です。
上腕二頭筋長頭腱炎を示します。
4:× ファーレンテストの記述は正しいです。
両手関節を最大掌屈位で約1分間保持し、母指から環指橈側にしびれが出れば陽性です。
手根管症候群による正中神経障害を示します。
【ポイント】
時間を伴う検査は、ルーステストが3分間、ファーレンテストが1分間と数字で区別して覚えます。
SLRは坐骨神経、スピードテストは長頭腱、ファーレンテストは正中神経と、対象もセットで押さえます。