正答2
解説
正解は2です。
骨折の固定肢位は、整復した骨片の位置を保ち、再転位を防げる肢位を選びます。
肘関節伸展位で固定する骨折がどれかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 上腕骨骨幹部骨折は、肘関節伸展位ではなく、肘関節90度屈曲位で固定します。
肩関節から手関節までを含めて固定し、前腕は回内回外中間位とします。
2:○ モンテギア骨折屈曲型は、肘関節伸展位で固定します。
屈曲型は尺骨骨幹部の骨折に橈骨頭の後方(後外方)脱臼を伴う型です。
肘を伸展させることで橈骨頭の後方への再脱臼を防ぎ、整復位を保てます。
3:× 上腕骨内側上顆骨折は、肘関節伸展位ではなく屈曲位で固定します。
前腕屈筋群の牽引をゆるめるため、肘関節屈曲位、前腕回内位、手関節軽度屈曲位とします。
4:× 橈骨頭骨折は、肘関節伸展位ではなく、肘関節90度屈曲位で固定します。
前腕は回内回外中間位とします。
【ポイント】
モンテギア骨折は、伸展型(橈骨頭の前方脱臼)は肘関節屈曲位、屈曲型(後方脱臼)は伸展位で固定すると覚えます。
脱臼した橈骨頭が戻りやすい方向に肘を置くと考えると理解しやすくなります。