正答2
解説
正解は2です。
認知症の原因にはアルツハイマー病などのほかに、治療によって改善しうるものがあります。
選択肢の中から認知症の原因となる疾患を選びます。
【選択肢別解説】
1:× 褐色細胞腫は副腎髄質などの腫瘍で、カテコールアミンの過剰分泌により高血圧、頭痛、動悸、発汗などを起こします。
認知症の原因にはなりません。
2:○ 正常圧水頭症は認知症を生じます。
脳脊髄液がたまって脳室が拡大し、認知症、歩行障害、尿失禁の三徴が現れます。
髄液を腹腔などへ流すシャント手術で症状が改善しうる、治療可能な認知症の代表です。
3:× ネフローゼ症候群は、高度の蛋白尿と低アルブミン血症、浮腫、脂質異常症を特徴とする腎疾患です。
認知症の原因にはなりません。
4:× マロリー・ワイス症候群は、激しい嘔吐によって食道と胃の接合部の粘膜が裂け、吐血する病気です。
認知症の原因にはなりません。
【ポイント】
治療可能な認知症には、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、甲状腺機能低下症、ビタミンB12欠乏症などがあります。
正常圧水頭症の三徴は「認知症・歩行障害・尿失禁」です。