正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っている組合せを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
不随意運動とは、自分の意思と関係なく起こる異常な運動で、疾患ごとに特徴的な型があります。
【選択肢別解説】
1:× 組合せは正しいです。
アテトーゼ型の脳性麻痺では、手指や手関節がゆっくりとねじれるように動くアテトーゼがみられます。
2:× 組合せは正しいです。
重症な肝疾患による肝性脳症では、手を前に伸ばしたときに鳥が羽ばたくように震える羽ばたき振戦がみられます。
3:○ 組合せは誤りです。
振幅の小さな手指の振戦は、甲状腺機能低下症ではなく甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)でみられます。
甲状腺機能低下症では、動作の緩慢、寒がり、粘液水腫などが特徴です。
4:× 組合せは正しいです。
ハンチントン病では、踊るような不規則ですばやい舞踏運動がみられます。
【ポイント】
羽ばたき振戦は肝性脳症(尿毒症や高炭酸ガス血症でもみられる)、細かい振戦は甲状腺機能亢進症、舞踏運動はハンチントン病と覚えます。
パーキンソン病の振戦は安静時に起こる点も区別しましょう。