86歳の男性。
3年前に脳卒中になり、現在、屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない状況で、外出の頻度も少なく日中も寝たり起きたりの生活をしている。
障害高齢者の日常生活自立度の分類はどれか。
正答2
解説
正解は2です。
障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)は、ランクJ(生活自立)、A(準寝たきり)、B・C(寝たきり)に分類されます。
本症例は屋内生活は概ね自立し、介助なしには外出しないので、ランクAに該当します。
【選択肢別解説】
1:× A1ではありません。
A1は、介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する状態です。
本症例は外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしているため、A1より低いレベルです。
2:○ A2に該当します。
A2は、外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている状態です。
本症例の記述と一致します。
3:× B1ではありません。
B1は屋内生活に何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体ですが、車いすに移乗して食事や排泄はベッドから離れて行う状態です。
本症例は屋内生活が概ね自立しているため、ランクBにはあたりません。
4:× B2ではありません。
B2は介助によって車いすに移乗する状態で、本症例より重度です。
【ポイント】
ランクJは「独力で外出できる」、Aは「屋内は自立だが外出に介助が必要」、Bは「屋内でも介助が必要だが座位は保てる」、Cは「一日中ベッド上」です。
各ランクの1と2の違いは、日中の離床の程度で判断します。