正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
腎不全、前立腺肥大症、尿路結石、膀胱炎について、治療・症状・原因菌の知識が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 腎不全で必要となるのは、血漿交換ではなく透析療法です。
末期腎不全では、血液透析や腹膜透析、または腎移植が行われます。
血漿交換は、血漿中の自己抗体などの病因物質を除く治療で、腎不全の標準的な治療ではありません。
2:○ 前立腺肥大では、尿意切迫感を訴えることがあります。
肥大した前立腺が膀胱の出口を圧迫・刺激するため、頻尿、夜間頻尿、急に強い尿意が起こる尿意切迫感などがみられます。
排尿開始の遅れや尿の勢いの低下も特徴です。
3:○ 尿路結石では、下腹部痛を突然発症することが多いです。
結石が尿管に詰まると尿の流れが妨げられ、突然、側腹部から下腹部・鼠径部に広がる激しい痛み(疝痛発作)が起こります。
血尿を伴うことも多いです。
4:× 単純性膀胱炎の原因菌で多いのは、表皮ブドウ球菌ではなく大腸菌です。
尿道が短い女性に多く、腸内の大腸菌が尿道から膀胱に入って感染します。
【ポイント】
尿路結石は「突然の激しい側腹部痛、下腹部・鼠径部への放散痛、血尿」が特徴です。
単純性膀胱炎は「若い女性、大腸菌、排尿痛・頻尿・残尿感、発熱なし」と覚えましょう。