正答4
解説
正解は4です。
リウマチ熱は、A群溶血性連鎖球菌による咽頭炎の2〜3週後に起こる全身性の炎症性疾患です。
菌に対する免疫反応が、心臓や関節などの自分の組織も攻撃してしまうことで生じます。
【選択肢別解説】
1:× 関節破壊はリウマチ熱の特徴ではありません。
リウマチ熱の関節炎は大関節に次々と移る移動性の多関節炎で、関節破壊や変形を残さずに治ります。
関節破壊は関節リウマチの特徴です。
2:× 蝶形紅斑はリウマチ熱ではなく、全身性エリテマトーデス(SLE)の特徴です。
鼻を中心に両頬に広がる蝶の形の紅斑です。
3:× 口腔内潰瘍もリウマチ熱ではなく、主に全身性エリテマトーデスやベーチェット病の特徴です。
4:○ 心臓弁膜症はリウマチ熱と関連性が高いです。
リウマチ熱では心炎を起こし、特に僧帽弁が侵されやすく、後遺症として僧帽弁狭窄症などの弁膜症を残します。
【ポイント】
リウマチ熱の主症状(ジョーンズの診断基準)は、心炎、多関節炎、舞踏病、輪状紅斑、皮下結節です。
僧帽弁狭窄症の原因の多くはリウマチ熱であることも合わせて覚えましょう。