正答3
解説
正解は3です。
ブルンストローム法は、脳卒中片麻痺の運動機能の回復段階を、ステージ1〜6の6段階で評価する方法です。
共同運動から分離運動へと回復していく過程をとらえます。
【選択肢別解説】
1:× ステージ2では分離運動はみられません。
ステージ2は、共同運動やその要素が連合反応として、あるいは随意的にわずかに出現する段階です。
痙縮も出現し始めます。
2:× ステージ3でも分離運動はみられません。
ステージ3は、共同運動を随意的に起こせる段階で、痙縮が最も強くなります。
3:○ ステージ4で分離運動がみられてきます。
共同運動のパターンから一部外れた運動ができるようになり、痙縮は減少し始めます。
上肢では、手を腰の後ろに回す、肘を伸ばしたまま腕を前方へ水平に挙げるなどの動作が可能になります。
4:× ステージ5は分離運動が「みられてくる」段階ではありません。
ステージ5は、共同運動から独立した、より難しい分離運動が可能になる段階です。
【ポイント】
ステージ1は弛緩性麻痺、2は共同運動の出現、3は共同運動の随意的な完成(痙縮が最大)、4は分離運動の出現、5は分離運動の進展、6はほぼ正常な協調運動です。
ステージ3と4の境目が、共同運動から分離運動への転換点です。