A さん(76歳、女性)。
変形性膝関節症と診断され外来通院している。
疼痛に対しては薬物療法が行われているが、歩行障害は徐々に進行してきている。
看護について、適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2です。
変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減って関節が変形し、痛みや歩行障害が起こる病気です。
看護では、膝への負担を減らしながら筋力を保つ生活指導を行います。
【選択肢別解説】
1:× 痛みを我慢して運動するのは不適切です。
無理な運動は関節の炎症を強め、症状を悪化させます。
痛みのない範囲で、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛える運動を勧めます。
2:○ 肥満を防ぐ食生活の指導は適切です。
体重が増えるほど、膝にかかる負担が大きくなります。
体重を適正に保つことは、症状の進行を抑える基本です。
3:× しゃがむ動作や正座は、膝を深く曲げるため関節に強い負担がかかります。
積極的に行うのではなく、避けるよう説明します。
椅子や洋式トイレを使う生活を勧めます。
4:× 変形性膝関節症は、自然に良くなる病気ではありません。
進行性の病気なので、必要に応じて鎮痛剤を使い、痛みを管理します。
痛みを抑えることで、運動や日常生活を続けやすくなります。
【ポイント】
変形性膝関節症の生活指導は「減量・痛みのない範囲の筋力訓練・正座やしゃがむ動作を避ける」です。