正答2
解説
正解は2です。
男性の陰部洗浄における、湯の温度、洗う順序、洗い方の留意点を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 湯の温度は42〜43 ℃では熱すぎます。
陰部の皮膚や粘膜は薄くて敏感なため、38 ℃前後のぬるめの湯を用います。
使用前に看護師の前腕の内側などで温度を確かめます。
2:○ 包皮はさげて(反転して)洗います。
包皮の内側には恥垢がたまりやすく、細菌が繁殖しやすいためです。
洗い終えたら、包皮は必ず元の位置に戻します。
戻し忘れると亀頭部がむくむ嵌頓包茎を起こすおそれがあります。
3:× 肛門部の後に陰茎を洗うのは誤りです。
陰茎、陰嚢、肛門部の順に、清潔な部位から不潔な部位へと洗います。
肛門部の細菌を尿道口に広げないためです。
4:× 石けんを使用して強く洗うのは誤りです。
強くこすると皮膚や粘膜を傷つけるため、よく泡立てた石けんでやさしく洗います。
石けん分が残らないように十分に洗い流します。
【ポイント】
陰部洗浄は「ぬるめの湯・清潔から不潔へ・やさしく洗う・石けんを残さない」が基本です。
羞恥心に配慮し、露出は最小限にとどめます。