正答2
解説
正解は2です。
心筋梗塞の原因、症状、病理学的な変化を問う問題です。
狭心症との違いを意識すると整理しやすくなります。
【選択肢別解説】
1:× 胸痛発作が一過性なのは狭心症です。
心筋梗塞の胸痛は30分以上続くことが多く、ニトログリセリンが効きません。
2:○ 心筋梗塞は、冠状動脈が血栓などで閉塞し、その先の心筋に血液が届かなくなって起こります。
多くは動脈硬化のプラークが破れて血栓ができることが原因です。
3:× 心筋梗塞の本態は炎症ではなく、血流途絶による心筋の壊死です。
心筋の炎症が主体の病気は心筋炎です。
4:× 梗塞を起こした心筋は肥厚しません。
壊死した心筋は線維組織に置き換わり、壁は薄くなります。
心筋の肥厚は高血圧や肥大型心筋症でみられます。
【ポイント】
狭心症は「一過性の虚血で、心筋は壊死しない」病気です。
心筋梗塞は「冠状動脈の閉塞で心筋が壊死する」病気です。
心筋梗塞では、心電図のST上昇や、心筋逸脱酵素(CKやトロポニン)の上昇がみられます。