正答2
解説
正解は2です。
白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫の特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 急性リンパ性白血病は高齢者ではなく、小児に多い白血病です。
小児の白血病の大部分を占めます。
2:○ 成人T細胞白血病(ATL)は、ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)の感染が原因です。
主な感染経路は母乳による母子感染で、ほかに性行為や輸血でも感染します。
3:× 我が国で多い悪性リンパ腫はホジキンリンパ腫ではなく、非ホジキンリンパ腫です。
悪性リンパ腫の大部分(約9割)を非ホジキンリンパ腫が占めます。
4:× 多発性骨髄腫では骨が強くなるのではなく、もろくなります。
骨が溶ける病変(骨融解)ができ、骨痛・病的骨折・高カルシウム血症を起こします。
【ポイント】
HTLV-1の母子感染予防のため、妊婦健診で抗体検査が行われ、陽性の場合は授乳方法の指導が行われます。
多発性骨髄腫は形質細胞の腫瘍で、骨病変・貧血・腎障害が特徴です。