正答3
解説
正解は3です。
広汎子宮全摘術は、子宮頸がんなどに対して子宮と周囲の組織を広く切除する手術です。
骨盤内の神経やリンパ節にも操作が及ぶため、特有の合併症が起こります。
【選択肢別解説】
1:× 生殖機能を失う悲しみは自然な反応で、表出を抑える必要はありません。
看護師は感情を表出できるよう傾聴し、受け止めます。
2:× 性生活は大切な生活の一部であり、ふれないのは適切ではありません。
腟が短くなることなどを踏まえ、患者が相談しやすいよう情報を提供します。
3:○ 手術で膀胱を支配する自律神経が傷つくと、尿意が弱まり残尿が増える排尿障害が起こります。
残尿が多い場合は、尿路感染を防ぐため自己導尿の方法を指導します。
4:× 正座はリンパ浮腫を悪化させるため勧めません。
膝を長く曲げるとリンパの流れが妨げられるので、下肢を挙上し長時間の同じ姿勢を避けます。
【ポイント】
広汎子宮全摘術後の代表的な合併症は、排尿障害とリンパ浮腫です。
排尿障害には自己導尿、リンパ浮腫には挙上・スキンケア・圧迫療法で対応します。