正答4
解説
正解は4です。
ヘリコバクター・ピロリ菌は胃の粘膜にすみつく細菌です。
この菌の感染が原因となる疾患を選ぶ問題です。
【選択肢別解説】
1:× 潰瘍性大腸炎はピロリ菌感染が原因ではありません。
大腸の粘膜に炎症が続く炎症性腸疾患で、免疫の異常が関わると考えられています。
2:× クローン病はピロリ菌感染が原因ではありません。
口から肛門までの消化管のどこにでも炎症が起こる炎症性腸疾患です。
3:× 膵炎はピロリ菌感染が原因ではありません。
急性膵炎の主な原因は、アルコールの多飲と胆石です。
4:○ 胃潰瘍はピロリ菌感染が主要な原因です。
ピロリ菌はウレアーゼでアンモニアをつくって胃酸を中和しながら生き、胃粘膜を傷つけます。
【ポイント】
ピロリ菌は胃潰瘍のほか、十二指腸潰瘍、慢性胃炎、胃がん、MALTリンパ腫に関わります。
除菌治療によって潰瘍の再発が大きく減ります。