正答3
解説
正解は3です。
高齢者の知能の変化や、心理・社会的な特徴について問う問題です。
知能は、流動性知能と結晶性知能に分けて考えます。
【選択肢別解説】
1:× 流動性知能は、新しいことを覚えたり素早く処理したりする能力です。
青年期から成人期にピークを迎えた後に低下し、60歳ころ以降は低下がはっきり現れます。
緩やかではなく、比較的大きく低下するのが特徴です。
2:× 結晶性知能は、経験や学習によって蓄積された知識や判断力です。
30歳ころから急激に低下することはなく、高齢になっても比較的よく保たれます。
3:○ 高齢者は、心身の健康、経済的自立、家族や社会とのつながり、生きがいなどを失う経験をします。
これらは「4つの喪失」と呼ばれ、高齢期の心理的特徴の一つです。
4:× 老いの自覚は、健康状態、生活環境、役割の変化などによって大きく異なります。
個人差が大きいことが高齢者の特徴です。
【ポイント】
流動性知能は加齢で低下しやすく、結晶性知能は保たれやすいと対比して覚えます。