正答2
解説
正解は2です。
高次脳機能障害は、脳の損傷によって、言語・認知・記憶・注意などの高次の脳機能が障害された状態です。
運動や感覚の障害と区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 片麻痺は、高次脳機能障害ではなく運動機能の障害です。
脳卒中などで運動の指令を伝える神経の経路(錐体路)が障害されて起こります。
2:○ 失認は高次脳機能障害にみられる症状です。
見えていたり聞こえていたりしても、それが何かを認識できない状態で、半側空間無視なども含まれます。
3:× ミオクローヌス発作は、高次脳機能障害ではなく、てんかん発作の一種です。
筋肉が突然、瞬間的にぴくっと収縮する発作です。
4:× 振戦は、高次脳機能障害ではなく不随意運動の一種です。
手足などが意思に関係なく規則的に震える症状で、パーキンソン病などでみられます。
【ポイント】
高次脳機能障害の主な症状は、失語、失行、失認、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害です。
外見からはわかりにくいため、「見えない障害」とも呼ばれます。