正答3
解説
正解は3です。
皮膚疾患の原因を調べるアレルギー検査(皮内反応・パッチテスト)の対象と判定時期を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× Ⅱ型アレルギー疾患の原因物質は、皮内反応ではみません。
Ⅱ型アレルギーは、細胞の表面に抗体が結合して細胞を壊す反応で、自己免疫性溶血性貧血や不適合輸血などが例です。
アレルギーの皮膚検査で行う皮内反応は、主にⅠ型(即時型)アレルギーの原因物質を調べるものです。
2:× アレルギーの原因物質を調べる皮内反応は、48時間後ではなく、注射後15〜20分で判定します。
Ⅰ型アレルギーは、原因物質に触れてから数分〜数十分で反応が現れるためです。
なお、48時間後に判定するのは、Ⅳ型(遅延型)の反応をみるツベルクリン反応です。
3:○ 接触皮膚炎などの原因物質は、パッチテストで判定します。
接触皮膚炎はⅣ型(遅延型)アレルギーによるもので、疑わしい物質を皮膚に貼って反応をみます。
4:× パッチテストは、15分後ではなく、貼付後48時間後に除去して判定し、さらに72時間後や1週間後にも判定します。
遅延型の反応は、現れるまでに時間がかかるためです。
【ポイント】
即時型(Ⅰ型)は皮内反応やプリックテストで15〜20分後に、遅延型(Ⅳ型)はパッチテストで48時間後以降に判定します。
パッチテスト中は入浴や激しい運動で貼付部を濡らしたり、こすったりしないよう説明します。