正答4
解説
正解は4です。
膵臓がんの好発部位、症状、診断の難しさ、予後を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 予後は良好ではなく、きわめて不良です。
発見時にはすでに進行していることが多く、5年生存率は消化器がんの中でも特に低いがんです。
2:× 黄疸はみられます。
膵頭部にできたがんは、膵臓の中を通る総胆管を圧迫・閉塞し、閉塞性黄疸を起こします。
3:× 大半は膵尾部ではなく膵頭部に発生します。
膵頭部がんが全体の過半数を占めます。
4:○ 症状の発現が遅く、診断しにくいがんです。
膵臓は胃の裏の後腹膜にあって検査で見えにくく、初期には特有の症状がほとんどありません。
腹痛・背部痛・体重減少などが出たときには進行していることが多いです。
【ポイント】
膵頭部がんは閉塞性黄疸で、膵体尾部がんは背部痛などで見つかることが多いです。
糖尿病の新たな発症や急な悪化が、膵臓がん発見のきっかけになることもあります。