正答4
解説
正解は4です。
高齢者は眠りが浅くなり、夜中や早朝に目が覚めることが増えます。
生活リズムを整え、安全に配慮した睡眠の援助が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 起床時間をずらすと体内時計が乱れ、夜の寝つきがさらに悪くなります。
正しくは、起床時間を一定にし、朝に日光を浴びるよう説明します。
2:× 昼寝を一律に禁止する必要はありません。
午後の早い時間に30分以内の短い昼寝をとることは、日中の活動性の維持に役立ちます。
正しくは、長い昼寝や夕方以降の昼寝を避けるよう指導します。
3:× 明るい照明をつけたままだと、眠りを促すホルモン(メラトニン)の分泌が抑えられ、眠りが浅くなります。
正しくは、足元灯などで夜間の転倒を防ぎつつ、寝室は暗くします。
4:○ 高齢者は薬の代謝や排泄が遅いため、睡眠薬の作用が翌朝まで残りやすくなります(持ち越し効果)。
筋弛緩作用もあり、起床時や夜間のトイレ歩行でふらついて転倒しやすくなります。
起床後のふらつきへの注意を説明することは適切です。
【ポイント】
睡眠薬を服用している高齢者には、急に起き上がらず、ゆっくり動くよう伝えます。
転倒による骨折は寝たきりの原因になるため、ベッドの周囲の環境整備も重要です。