正答3
解説
正解は3です。
全身性エリテマトーデス(SLE)の発症に関わるアレルギー反応の型を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× Ⅰ型アレルギーは、IgE抗体が関わる即時型の反応です。
アナフィラキシー・花粉症・気管支喘息などが該当し、SLEの主な機序ではありません。
2:× Ⅱ型アレルギーは、細胞表面の抗原に抗体が結合して細胞を壊す反応です。
不適合輸血や自己免疫性溶血性貧血が代表例です。
3:○ SLEにはⅢ型アレルギーが関与します。
Ⅲ型は、抗原と抗体が結びついた免疫複合体が組織に沈着して炎症を起こす反応です。
SLEではこれが腎臓に沈着し、ループス腎炎を起こします。
4:× Ⅳ型アレルギーは、T細胞が関わる遅延型の反応です。
ツベルクリン反応や接触皮膚炎が代表例です。
【ポイント】
Ⅲ型の代表は、SLE・急性糸球体腎炎・血清病です。
Ⅰ型は即時型、Ⅳ型は遅延型という時間の違いもあわせて覚えましょう。