正答1
解説
正解は1です。
高齢者は視力・聴力の低下や身体の障害をもつことが多く、検査を安全に受けられるような配慮が必要です。
【選択肢別解説】
1:○ 難聴や麻痺、認知機能の低下などの障害の有無を検査室の看護師に申し送ると、移動・体位・説明の方法を事前に工夫できます。
その結果、転倒・転落などの事故を防ぎ、安全に検査を行えます。
2:× 検査目的の説明は、看護師のペースではなく患者のペースで行います。
高齢者は理解に時間がかかることがあるため、ゆっくり、わかりやすい言葉で、理解を確かめながら説明します。
3:× 検査開始後に苦痛の訴えがあれば、検査の進行よりも訴えへの対応を優先します。
苦痛は合併症や急変のサインのこともあるため、状態を観察し、必要に応じて医師に報告します。
4:× 造影剤や鎮静薬などの薬剤を使った検査の後には、観察が必要です。
高齢者は薬剤の代謝・排泄が遅く、アレルギー反応やふらつきによる転倒などが起こりやすいためです。
【ポイント】
高齢者の検査の看護は、検査前の情報共有、患者のペースに合わせた説明、検査中の苦痛への対応、検査後の観察という流れで考えましょう。