正答4
解説
正解は4です。
代表的な呼吸器疾患の病態と、発生に関わる要因を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 気管支喘息は、気管支が拡張するのではなく収縮して、内腔が狭くなることで起こります。
気道の慢性炎症を背景に、発作的な呼吸困難や喘鳴が起こります。
2:× 肺塞栓症の主な原因は喫煙ではなく、下肢などの深部静脈血栓症です。
長期臥床、手術後、長時間同じ姿勢でいることが代表的な誘因です。
3:× 肺の腺がんは、肺門に近い中枢型ではなく、肺の末梢に発生しやすい末梢型です。
肺門部に発生しやすい中枢型は扁平上皮がんや小細胞がんです。
4:○ 胸膜中皮腫は、石綿(アスベスト)の吸入と強い関連があります。
曝露から数十年たって発症することが多いのが特徴です。
【ポイント】
肺がんの型は「腺がんは末梢型、扁平上皮がんと小細胞がんは中枢型」と覚えましょう。
石綿は、胸膜中皮腫のほか肺がんや石綿肺の原因にもなります。