正答3
解説
正解は3です。
加齢による視覚と聴覚の変化を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 加齢による難聴では、高音域から聞き取りにくくなります。
低音域は比較的保たれるため、低めの声でゆっくり話すと伝わりやすくなります。
2:× 老人性白内障は、水晶体のたんぱく質が変性して混濁することで起こります。
水晶体の弾力性の低下は、近くが見えにくくなる老視(老眼)の原因です。
3:○ 加齢により瞳孔が小さくなり、網膜の感受性も低下します。
そのため、暗さや明るさに目が慣れる明暗順応が低下します。
明るい所から暗い所へ移ったときに見えにくく、転倒の原因になります。
4:× 老人性難聴は、内耳の有毛細胞や聴神経の障害による感音性難聴です。
外耳や中耳の障害で起こる伝音性難聴ではありません。
【ポイント】
高齢者の感覚機能は「高音域が聞こえにくい感音性難聴、明暗順応の低下、水晶体の混濁と老視」とまとめましょう。
廊下に足元灯をつけるなど、明暗差を小さくする環境調整が転倒予防になります。