正答3
解説
正解は3です。
薬物療法を受ける高齢者の服薬指導を問う問題です。
高齢者は嚥下機能や記憶力の低下があり、副作用も出やすいことが前提です。
【選択肢別解説】
1:× 複数の錠剤を一度に口に入れると、むせや誤嚥、窒息の危険があります。
1錠ずつ、または少数ずつ十分な水で飲むよう説明します。
2:× 長期間服用している薬でも、副作用の観察は必要です。
高齢者は加齢とともに肝臓や腎臓の機能が変わり、同じ量でも副作用が新たに出ることがあります。
3:○ 高齢者は唾液の分泌や嚥下機能が低下しており、薬が口腔内や食道に残りやすくなります。
服薬後も水をこまめに飲むよう説明すると、薬の残留による粘膜の障害や効果の低下を防げます。
4:× 忘れた分を次の分と合わせて飲むと、2回分を一度に飲むことになります。
過量になり副作用の危険が高まるため、まとめて飲まないよう説明し、対応は医師や薬剤師に確認します。
【ポイント】
高齢者の服薬援助では、飲みやすい剤形の工夫、一包化、服薬カレンダーの活用も有効です。