正答2
解説
正解は2です。
中耳炎の原因・分類と、患者への生活指導を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
急性中耳炎は、かぜなど上気道の炎症に続いて、細菌が耳管を通って中耳に入ることで起こります。
小児は耳管が太く短く水平に近いため、特に起こりやすくなります。
2:○ 急性中耳炎では鼓膜穿孔が起こることがあります。
中耳にたまった膿の圧力で鼓膜が破れると、耳漏(耳だれ)が出ます。
鼓膜穿孔は起こらないという記述は誤りです。
3:× 正しい記述です。
慢性中耳炎は、鼓膜に穴が残り耳漏を繰り返す慢性穿孔性中耳炎(慢性化膿性中耳炎)と、真珠腫性中耳炎に大別されます。
真珠腫性中耳炎は骨を壊しながら進行するため手術が必要です。
4:× 正しい記述です。
鼻を強くかむと、鼻や咽頭の細菌を含む分泌物が耳管を通って中耳に押し込まれます。
炎症を悪化させるため、片方ずつ静かにかむよう説明します。
【ポイント】
急性中耳炎は「上気道感染から耳管経由」が基本です。
鼓膜穿孔や耳漏は急性中耳炎でも起こりうる所見として覚えておきましょう。