正答3
解説
正解は3です。
ギラン・バレー症候群の原因、症状、経過を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ギラン・バレー症候群は、発症後ではなく発症前にカンピロバクターなどの感染症を起こしていることが多いです。
先行感染をきっかけに、自分の末梢神経を攻撃する抗体ができて発症します。
2:× 筋力低下は、両下肢の近位筋にのみ起こるのではありません。
多くは両下肢の遠位から始まり、上に向かって広がる左右対称の弛緩性麻痺が特徴です。
3:○ 顔面、呼吸、嚥下にかかわる筋肉に麻痺が生じます。
脳神経が障害されると、顔面の麻痺や嚥下障害が起こります。
呼吸筋が麻痺すると、人工呼吸器が必要になることがあるため、呼吸状態の観察が重要です。
4:× 筋力低下や神経症状は、2〜3週間で完治することが多いとはいえません。
症状のピークは発症から4週間以内で、その後数か月かけて回復するのが一般的です。
後遺症が残る場合もあります。
【ポイント】
ギラン・バレー症候群の治療には、免疫グロブリン大量療法や血漿交換療法が行われます。
「先行感染、急性の上行性の弛緩性麻痺、呼吸筋麻痺に注意」と押さえましょう。