正答4
解説
正解は4です。
ホルモンの分泌異常と、それによって起こる疾患の組合せを問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい組合せです。
成人で成長ホルモンが過剰になると、手足の先や顔の骨が大きくなる先端巨大症になります。
成長期に過剰になると、巨人症になります。
2:× 正しい組合せです。
コルチゾールの慢性的な過剰によって、満月様顔貌や中心性肥満などのクッシング症候群が起こります。
3:× 正しい組合せです。
プロラクチノーマは、プロラクチンを過剰に分泌する下垂体の腫瘍です。
無月経や乳汁漏出などの症状が現れます。
4:○ 誤った組合せです。
尿崩症は、抗利尿ホルモン(ADH)の分泌過剰ではなく分泌低下などで起こります。
ADHが不足すると腎臓で水を再吸収できず、薄い尿が大量に出て、強い口渇が起こります。
ADHの分泌過剰によって起こるのは、ADH不適合分泌症候群(SIADH)です。
【ポイント】
ADHが「少ないと尿崩症で多尿」「多いとSIADHで水分貯留と低ナトリウム血症」と対にして覚えましょう。
尿崩症の治療には、ADHと同じ働きをもつデスモプレシンを用います。