正答1
解説
正解は1です。
代表的な細菌と、その起こす病気や治療を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ A群レンサ球菌(化膿レンサ球菌)は、猩紅熱、リウマチ熱、腎炎の原因となります。
咽頭炎のあとの免疫反応により、リウマチ熱や急性糸球体腎炎が起こることがあります。
2:× 腸球菌の中には耐性菌が存在します。
代表例はバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)で、院内感染の原因菌として問題になります。
3:× カンピロバクターには、エリスロマイシンが有効です。
カンピロバクター腸炎で抗菌薬が必要な場合は、エリスロマイシンなどのマクロライド系薬を用います。
4:× ヘリコバクター・ピロリ菌は胃潰瘍の原因となります。
ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍の主な原因で、胃がんとも関係があります。
除菌治療により潰瘍の再発が減ります。
【ポイント】
カンピロバクターは鶏肉の生食や加熱不足で感染し、ギラン・バレー症候群の先行感染としても重要です。
A群レンサ球菌感染のあとに起こる合併症として、リウマチ熱と急性糸球体腎炎をセットで覚えましょう。