正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
子宮頸がんの原因・予防・症状・治療を問う問題です。
子宮頸がんの大部分は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の持続感染が原因で発生します。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述です。
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因の多くを占める16型・18型などの感染を予防します。
ワクチン接種は無効ではなく、有効な一次予防です。
日本でも定期予防接種に位置づけられています。
2:× 正しい記述です。
子宮頸部の細胞をこすり取って調べる細胞診は、前がん病変(異形成)や早期がんを見つけられます。
負担が少なく簡便なため、子宮頸がん検診のスクリーニングに用いられています。
3:× 正しい記述です。
子宮頸がんでは、性交後の接触出血などの不正性器出血や、帯下(おりもの)の増量がみられます。
ただし、ごく早期は無症状のことが多いため検診が重要です。
4:× 正しい記述です。
手術が難しい進行がんでは、放射線療法と化学療法を同時に行う同時化学放射線療法が標準です。
シスプラチンなどの抗がん薬が放射線の効果を高めます。
【ポイント】
子宮頸がんは、ワクチンによる一次予防と細胞診による検診(二次予防)の両方で防げるがんです。
エストロゲンの過剰が関係し、閉経後の不正出血で見つかることが多い子宮体がんと対比して覚えましょう。