正答1
解説
正解は1です。
肝硬変で現れる症状を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(肝硬変の症状に当たらないもの)です。
【選択肢別解説】
1:○ 動悸は肝硬変に特徴的な症状ではありません。
動悸は不整脈や貧血、甲状腺機能亢進症などで起こる症状です。
2:× 肝硬変の症状です。
アルブミン低下による膠質浸透圧の低下と門脈圧の上昇によって腹水がたまります。
3:× 肝硬変の症状です。
肝臓で処理しきれないアンモニアなどが脳に作用し、意識障害や羽ばたき振戦を起こします。
4:× 肝硬変の症状です。
肝臓でのエストロゲンの分解が低下するため、男性に女性化乳房がみられます。
【ポイント】
肝硬変の症状は、肝細胞の機能低下(黄疸・浮腫・出血傾向・肝性脳症)と門脈圧の上昇(腹水・食道静脈瘤・脾腫)に分けて整理しましょう。
エストロゲン過剰の徴候には、女性化乳房のほかにくも状血管腫や手掌紅斑があります。