正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(意識障害ではないもの)です。
意識障害には、意識の清明さが低下する「意識混濁」と、意識混濁に幻覚や興奮などが加わる「意識変容」があります。
【選択肢別解説】
1:× 意識障害に含まれます。
嗜眠は意識混濁の一つで、放っておくと眠り込んでしまい、強い刺激を与えるとようやく反応する状態です。
2:○ 思考制止は意識障害ではなく、思考の障害です。
考えが先に進まず、思考の流れが止まったように遅くなる状態で、主にうつ病でみられます。
意識そのものは保たれています。
3:× 意識障害に含まれます。
せん妄は、軽度から中等度の意識混濁に、幻覚・錯覚・興奮などが加わった意識変容の状態です。
4:× 意識障害に含まれます。
昏睡は最も重い意識障害で、強い痛み刺激を与えてもまったく反応しない状態です。
【ポイント】
意識障害は、清明さが下がる意識混濁(傾眠・嗜眠・昏睡など)と、せん妄のような意識変容に分けて整理しましょう。
思考制止(うつ病)と、思考途絶(統合失調症で考えが急に途切れる)を区別して覚えましょう。