正答4
解説
正解は4です。
加齢に伴う身体機能の変化を問う問題です。
加齢により、感覚機能・筋力・骨量などは全般に低下する方向に変化します。
【選択肢別解説】
1:× 味蕾細胞は加齢によって増加ではなく、減少します。
そのため味覚が鈍くなり、特に塩味を感じにくくなって、濃い味付けを好むようになります。
2:× 筋持久力は加齢によって低下します。
筋線維が細く少なくなり、筋力や持久力が落ちるため、疲れやすくなります。
3:× 加齢による難聴(老人性難聴)では、低音域ではなく高音域から聞き取りにくくなります。
内耳の有毛細胞が高音を感じる部分から障害されるためです。
4:○ 加齢により骨をつくる働きよりも骨を壊す働きが上回り、骨量が減少します。
特に女性は閉経後にエストロゲンが減少するため、骨粗鬆症を起こしやすくなります。
骨折の原因となるため、転倒予防が重要です。
【ポイント】
高齢者の聴覚は「高音から聞こえにくくなる」ので、話しかけるときは低めの声で、ゆっくりはっきり話します。
骨粗鬆症による骨折は、大腿骨頸部・脊椎・橈骨遠位端に多くみられます。