正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
更年期障害は、閉経前後に卵巣機能が低下し、エストロゲン(卵胞ホルモン)が減少することで起こる心身の不調です。
【選択肢別解説】
1:× 正しい記述です。
更年期は閉経をはさんだ前後約10年間を指し、一般に45〜55歳頃にあたります。
この時期に起こる症状を更年期障害といいます。
2:○ 誤った記述です。
更年期にはゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)の分泌は低下せず、逆に上昇します。
卵巣から分泌されるエストロゲンが減ると、負のフィードバックが弱まり、下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)が多く分泌されるためです。
原因はエストロゲンの低下です。
3:× 正しい記述です。
ほてり・のぼせ・発汗、頭痛、肩こり、不眠、いらいらなど、原因となる器質的疾患がはっきりしない多様な症状(不定愁訴)がみられます。
4:× 正しい記述です。
不足したエストロゲンを補うホルモン補充療法(HRT)は、ほてりや発汗などの症状に有効です。
ほかに漢方薬や心理療法も用いられます。
【ポイント】
更年期は「エストロゲン低下・FSHとLHは上昇」の組合せで覚えましょう。
血中FSHの上昇は閉経の判定にも使われます。